2016年1月「序」


発条仕掛けの/人形のように/君の手で/私は/動き始めた:秋月永遠 そうゆう役目の/人も要る/生き続ける/力を灌いでくれた/あなたの言葉:秋月永遠 一度だけ/美少年/と言う名の/お酒を/飲んだ事がある:秋月永遠
はじまりの終わり/それとも/終わりのはじまり/ときめきの角度が/ゆるんでゆく:南野薔子 シャーレの中で/緑色の群生のような砂苔が/息づいているから/尾崎翠女史に導かれはじまる/第七官界彷徨:南野薔子 ダークブルーグレイの空で/三日月の弓が/電線の弦で/奏でている/街の夜の序曲:南野薔子
あれが/序章となったことに/気付くのはいつも/ずっと/未来のこと:稲本英 つ、/序でなんだからね/彼のお弁当を/きっちりきっちり/詰めながら:稲本英 蹴散らしたのは/隠した序曲/泣きながら/その楽譜/破る:稲本英