2014年1〜3月「離」


あの日の/別離の痛みも/今の私を描く/線であり/色であり:南野薔子 心は/いつも/幾重にも遊離をくりかえす/何処から/何処へかは知らない:南野薔子 意識から/剥離した細片が/春の白い光の中/気怠く/舞っている:南野薔子
指先ひとつで/飛ばしたり消したり/出来るのに/忘れられない/生きた言葉たち:秋月永遠 さよならは/いつも/心の隅にあった/拭い切れない/執着と拘り:秋月永遠 切っ掛けは/些細なこと/振り返らずに/目の前の扉を/開けた:秋月永遠
そんなに私は/留まりたかったのか/日常を置き去りにして/そこを/離れた:稲本英 敗けも/勝ちもない/あっけなく/手離した/日々でした:稲本英