2011年7〜9月「昼」


昼間から/幽閉されているようだ/空の高さで/季節を推し量ることも/できない日々は:稲本英 途切れなく/愚痴とため息を/吐き出して/つかの間のランチタイム/終了:稲本英 真昼の欲望を/唆す/遮光カーテンの/罠に/溺れる:稲本英
午睡の夢に/君と逢ったら/手をつないで/パステルの空/浮遊しよう:南野薔子 午さがりの/空耳は/幼い日憧れた/館の窓辺の/カナリアの唄:南野薔子 羊雲の下/並木道をひとり/散歩する/Daydream Believerを/口ずさみながら:南野薔子
あなたのまばがきばかり見ている/日曜の午後/世界は/愛しさで/あふれている:素音 その背に/果てることない/欲の香り/夏の日の午後/息ができない:素音 けだるい午後にでも逢えませんか/まるで/お昼の/ドラマ/みたいなはじまり:素音
秋色の風が/胸の奥を通り抜け/もう戻れない/季節(じかん)が/揺れた:秋月永遠 何もかも/見透かすように/青い空/スケルトンの/月:秋月永遠 真昼の空に/ひっそりと/確かに/そこにある/月の存在:秋月永遠