2007年10〜12月「火」


勢いに/煽られて/征く/火の属性(エレメンツ)の/わたくしである:稲本英 抱いた炎(ほむら)は/いつか視た/亡霊/もう/愛してなどいないのに:稲本英 眠らず/たぎる/活火山/火口の面(おもて)に/空を抱いて:稲本英
のたうつ/黒い炎/意識の/あらゆる裂け目から/舌を出す:南野薔子 あの夜の/記憶/漆黒の天を駆け抜ける/幾本もの/銀の火矢:南野薔子 知っている/どんなに淡く/やさしく見えても/その芯に在るのは/火 だと:南野薔子
鎮火していく/おもい/愛しきれなかった/あなたへの懺悔こそ/傲慢なのでしょう:素音 訣別の/火が噴く/きれいごとは言わない/斬り捨てたのは/私だから:素音