2007年4〜6月「風」


不透明な/未来に/黄砂/の/侵略:秋月永遠 満ちる想い/渇いた風(時間)/体の芯に受けて/女の河を/渡る:秋月永遠 静かな/日常を/壊してもいいと/思えるほどの/風が吹く:秋月永遠
ただ視ている/波立つもの/たなびくもの/翻るもの/さらわれゆくもの――:南野薔子 陽に透ける/カーテンの花模様/今日は/ゆらめいて/やまない:南野薔子 触れることはできても/決してとらえられない/ああ/なんて/残酷な:南野薔子
あなたのなかに/風を起こそう/気弱な僕ですが/守りたい/きもちは負けない:素音 逆風に強いから/だいじょうぶ/また/きっと/笑ってみせる:素音 そう/あなたは風になったのですね/今おだやかにふりそそぐ陽ざし/そらに浮かぶ雲/あなたはみんなのすぐそばにいる:素音
輪郭を/教えてくれる/風だ/つよく やわらかく/真正面から:稲本英